自律神経失調症

✅疲れが取れない

✅不眠症がある（寝つけない、夜中に目が覚める、朝早くに目が覚めてしまう）

✅頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労がある

✅肩こりがひどい

✅不安感や恐怖感におそわれるときがある

✅息苦しい気がする

✅便秘や下痢になりやすい

✅胃に不快感がある

✅記憶力や集中力が落ちた気がする

✅なんだかやる気が出ない

自律神経のバランスが崩れる原因は、大きく分けて4つあります。

1．精神的ストレス

人間関係や仕事のプレッシャー、ハラスメントなどで精神的なストレスが過度に溜まってしまい、自律神経のバランスを崩す原因となります。

2．身体的ストレス

一日の中で温度変化が激しいと体温調節が難しくなり、自律神経のバランスが崩れます。

私たち人間の体温は個人差がありますが、だいたい36～37度で一定に保たれています。

外気温が低ければ体温が下がらないように交感神経が働き血管を狭めます、逆に外気温が高ければ体温が上がりすぎないように汗をかいて体を冷やして調節します。

体は環境に適応できますので、気温の変化には1週間から10日あれば慣れることができます。

ただし、一日の中で7度以上の気温差があると体温調節がとても大変で自律神経へ大きな負担を掛けてしまい自律神経のバランスが崩れてしまうので、首こり、肩こり、頭痛、めまい、倦怠感、冷え、免疫力の低下、胃腸障害、イライラする、不安になるなどの、いわゆる寒暖差疲労といわれる症状に陥ります。

一日の中で寒暖差が大きくなる季節の変わり目になりやすいですが、真夏や真冬でも冷暖房をよく使う環境にいる場合は要注意です。

また、自律神経が乱れてきた時に起こる体のサインとしては、｢光が今までよりまぶしく感じる｣・｢今までより音が気になる｣といったものがあります。　

・光がまぶしく感じるのは、自律神経が乱れて瞳孔が開きっぱなしになるからです。

・音が気になるのは、脳の血流低下により情報処理能力が落ちてしまった脳の働きを補うために過敏に反応しているためといわれています。

光も音も毎日無意識に感じているものですので、なかなか変化に気づけない方も多いです。

ただし、知識があれば気づきやすくなると思いますので、少しでも違和感を感じた方は無理をせずゆっくり休んでください。早期に休息を取れば自律神経の乱れは整いやすいです。無理は禁物です。

3．生活習慣の乱れ

慢性的な寝不足、偏った食生活、不規則な生活リズムが原因で自律神経のバランスが崩れます。

4．女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンはとても複雑です。思春期の初潮に始まり、月経、妊娠、出産、更年期、閉経まで、一生のうちに何度も変化します。

この変化の多さがホルモンバランスを崩しやすく、自律神経を乱しやすくなります。

特に更年期に自律神経失調症の発祥が多いとされています。

女性ホルモンは脳の視床下部というところから分泌されていますが、この視床下部は自律神経をコントロールする働きもあります。更年期になり女性ホルモンの分泌が急激に減少すると、視床下部にも影響するため自律神経のバランスが崩れてしまいます。

1．原因の把握

睡眠の時間や質、仕事の姿勢や運動習慣、自覚しているストレスの有無を伺ったうえで、筋肉の緊張度合いを確認し、精神的ストレス、身体的ストレス、生活習慣の乱れ、女性ホルモンの乱れのどれが主な原因かを把握します。

2．施術の選択

基本的には鍼とお灸でツボを刺激して自律神経のバランス、女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。

それに加えて手技で緊張しすぎている筋肉を緩めたり、背骨の歪みを整える矯正施術を行うことで興奮している自律神経のバランスを整えます。

更に、特殊な電気治療で自律神経のバランスを整えます。

苦手な施術がある場合はお伝えください。それを考慮して施術を組み立てていきます。

3．今後について

施術後は患者さまの症状の度合いと回復力を考慮して、適切な施術ペースをご提案します。

自律神経のバランスを整えるのに必要な回数は体質や度合いによって人それぞれです。無理なく通えるペースが理想ですので、しっかり相談しながら決めていきます。

日常生活でも改善した方が良い習慣や、取り組んで頂きたい習慣などがあればお伝えしていきます。無理のないものから是非取り組んでください。

・疲れが取れない

・不眠症がある

・頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労、肩こりがある

・イライラしたり不安になる

・胃腸の調子がよくない

このようなお悩みの方も、当院の施術を受けて皆さん改善されています。

不眠が解消された、頭痛・めまい・耳鳴りがなくなった、体の調子が良くなったなどの声をたくさん頂きます。

自律神経失調症でお悩みの方は一度ご相談ください。